広告代理店で営業職をしているカタオカさん。前編では広告代理店の仕事内容や地方での就職活動の大変さ、働く意味などを話して貰いました。後編では趣味のスキューバダイビングの話やお手伝いしてるカフェの話など聞いています!
人物紹介
今回の主役「カタオカ」さん
広告代理店で働きつつ珈琲豆の焙煎をしてるそうです。
インタビュアー「なべ」
普段は武蔵関のカフェでカレー作ってます。
見学「ツヅキ」さん
2022年新卒の社会人1年目。もうすぐ社会人2年目。
習字が趣味らしい。
見学「サカイ」くん
絶賛就活中の大学3年生。将来はコピーライターになりたいみたいです。
目次
この記事は後編となっています。前編が未読の方は是非そちらからご確認下さい!!前編はこちら
幼少期から海で遊んでた。
大学に進学する時に、海に関わる所とか、そういう事を考えたのは高校の時からですか?それとももっと幼少期から海とかに関心があったっていう感じですか?
えっと、関心があったのは幼少期からですね。ただ、進路も就活と同じで、どこに行ったら良いのかっていうのでめちゃくちゃ悩んでました。
その進路っていうのは?
大学の進路。大学も皆さん同じだと思うけど、学部が一杯あるじゃないですか。どの学部に行くのかっていう。そこで将来考えろみたいな感じになるけど、よく分かんねーよ、みたいな。
だからもう、ずっと悩んでましたね高校一年から。志望校みたいなの書く時、どの学部、どこを選ぶのみたいなやつで、めちゃめちゃ悩んでて、最初農学部だったけど工学部になって、ずるずる毎回の模試で変わるみたいな。で、先生からもお前何したいんだって言われる。
それで高校二年の時に、水産にしようって。幼少期の時に海とかね…親父の実家が結構田舎の方だったのでよく行ってて、で、まぁ、これは出来るのは大学のうちしか無いかな、まず大学のうちにちょっとやろうって思って、高校二年の時に決めた。
幼少期に海に興味があった…関心があったのはお父さんの影響?
まぁ、何か海によく連れて行って貰ったっていうのがありましたね。
愛知の?
愛知だったり、三重県の所にもよく行ってたんで、親戚がそっちの方にあって。
釣りをしに行ったりみたいな?
そうですね、釣りをしたり、海水浴したりとかでよく行ってて。で、親戚が養殖関係の仕事もしてたから、海の。
あ、そうなんですね。
それも船で連れてって貰ったりして、あ、こんな事やってんだみたいなのを色々見てたから。だから、工学部とか農学部とか考えたけど、しっくり来るのがそこしか無かったっていう。そこ一本にして学部を先に決めちゃってあとは大学どこにするか、みたいな感じで決めたかな。まぁ周りで受ける人なんて1人も居なかったから、学校で受けたの俺だけなんじゃ無いかな。
その進学した所というか。
進学というか、水産やりたいっていうのが。多分、周りで誰1人居なかったと思う。聞いたこと無かったんで。愛知の本当に普通の街の学校だったからね。
そこはまぁ、幼少期の環境が大分影響強かったっていう感じですかね?
そうですね。イメージが湧かなかったですね他の所に行くのが。だからその時もやりたい事は何かって考えたら、水産だったから。水産一本で行くっていう。
その都度やりたい事何かで今人生決めて、でもやりたい事ってどんどん変わって行くんで、だから大学入ってまた違う事やりたいって思ったし、社会人になったらまた違う事っていう。ちょっとあの、ブレてますけどね。
いやー、逆にブレない人居ないですよって思うけど。どうですか?大学3年生、学部決めたりとか。
そうですね。僕は今、勉強してる事と全く違う方向に行きたいって思ってるんですけど、その、食品メーカーに入られる、魚関係と違う所に行ったと思うんですけど、そこに対しての後悔とかっていうのは、入られた時にありましたか?こっちの方が良かったなとか。
いやー、そんなに無かったかな。でも入った後に、色んな所でそういう話が出来て、まぁ、今日みたいなこうやって話が出来てるんだけど、過去にやった経験って意外に色んな所で、こういう事やってたんだよねって知識になってるから。
だから営業する時に人より魚の知識が凄いあって、何か大学の頃面白いことやってたな、みたいな感じで活用出来たりするし。過去にやった経験っていうのはね、何かしらで活きるんで、その時にちゃんとそれを真剣にやっておけば、自分の糧に出来てれば全然良いと思いますよ、全然違う所行っても。
じゃあその、魚トークを一つ。
魚トーク?笑 魚トークって、そんなに無いよね。笑
そんな無いんですか?笑
いやいや、そんなに無いよなー、魚トークって。
さっき言ってた大学の時に島に行って、何やってたのっていったら、島で潜って一時間海の中で、もうじーっとこう、魚をひたすら動画で撮り続けるみたいなね。
それって、その特定の魚を撮る為にって事ですか?
その魚がね、来るか来ないか分かんないんですね。年に何回か沿岸部分に押し寄せるみたいな魚だったんで行っても居るかどうか分かんないっていう。
だから魚を追っかけて、仕掛けた網をこう…そこに団扇みたいなやつを仰ぎながら魚獲ったりとか、あと真冬に海に行って、餌を獲りに行ったりはしてたな。まぁ、でも中々そういうね、他の人がやってない経験とかあるとやっぱり面白がられますよね、だから意外と、他の人がやってない事やると、何か希少性があるのかもしれない。何か興味持ってもらえる。
それはそうですね。なるほど…てっきりこの魚はこういう生態でこういう調理が、みたいな魚トークがあるのかなと思ったんですけど。
僕がやってたのはアイゴっていう魚でね。
アイゴ?どういう魚ですか?
普通にあの…この辺の海にも全然居るんですけど、ただ、食べるとね、ちょっと臭いがしてね。
あんまり食用向きじゃ無い?
一部の三重県とか、あと関西地域では好んで食べられてる魚だけど、ただまぁ毒があるんですよね、ヒレに。だからもう、その魚を捕まえる時とか、研究してる時は刺されてたよね。みんなめっちゃビビってる。そういうちょっと小ネタとかありますかね。
その魚が海藻食べるんじゃないかなっていう魚?
あ、そうです。だからその魚に海藻を与えて、齧ってる所がどこなのかっていうのをビデオ見ながらずっとカチカチカチカチって、ちょっと気が狂いそう。
何か海藻の葉の部分みたいな、茎の根っこの部分、それをずっと見てて、はい今、根っこ噛んだ!1、みたいな、葉1、カチ、2時間!途中寝ちゃったりしたら、やべぇって巻き戻して…
え、そんなの数えるんですか?何回どこを齧るか、みたいな?
やってたよ。どこが一番齧られるか。僕は知ってますどこが齧られるのか。だから未だにダイビングして、齧られた跡の海藻とかあると、あぁ、あれ齧られた跡っぽいなとか。
そういう視点で見るんですね。
でもみんな多分ね、知識あるとそうなるかも知れないね。知識あると見え方変わるんで。
それは確かに何でもそうですね。面白いですね。
また話飛ぶんですけど、幼少期に海連れてって貰って関心があったみたいな感じだと思うんですけど、それっていくつぐらいからですか?その記憶があるのって。
小学校低学年ですね。1年、2年ぐらいから。記憶ある時には行ってたね。
そのぐらいの時期とかに、将来の夢みたいなのって学校で聞かれました?
子供の時の夢
ありました。
その時って何て言ってたとかって覚えてます?
未だに覚えてるのは小学校3年の時に、俺はノーベル賞獲るって言ってた。笑 エジソンか何かの伝記を読んで、いやこれはやべぇってなって、その時は俺はノーベル賞獲る、発明家になるって言って、小学5年生ぐらいの時に何か分かんないけどラーメンにハマってたんだよね。だから俺はラーメン屋になるって言ってた。日本一のラーメン屋になるって小学生5年の時に書いてた。もう、ブレブレかも知れないけど。
その時は海に関係する将来とかの考えはそんなに無かった?
全然無かった。漠然と、ただ何か夏休みの宿題?よく自由研究とかあったと思うんだけど、自由研究の内容で釣った魚を魚拓っていうのがあるんですけど、魚拓を作るっていうのを小学校の時にやってて、自由研究の為に親に釣りに連れてって貰って。まぁもしかしたら潜在的にはあったのかも知れないですね。
なるほど、確かにそうですね。自由研究で何でも良いよっていう中で魚拓というか、魚を選ぶっていうのは潜在的にあったのかもですね。
そしたらまぁ、色々聞けたという感じで、スキューバダイビングの話もせっかくなんで聞いてみたいんですけど。
スキューバダイビングの話
はい。
スキューバダイビング初めてやったのは親に連れられて、みたいな事ですか?
いや、親では無いですね。大学に行ってスキューバダイビング部に入った。それが有る大学を選んだっていうのがあるけど。大学で始めましたね。
スキューバダイビングってやった事無いんですけど、どうやってやるんですか?スタートというか。
スタートはあれですね、ショップに行って、まずは体験ダイビングかな?
一応免許があるんですよ、そんなに難しくないけど。
免許が無い時は体験で行って、ウェットスーツ着て、ボンベ背負って海の中に沈んでいくみたいな。
その免許とか取らなくても体験というか、そのライセンス持ってる人と一緒なら潜っても良いみたいな感じ?
体験はライセンス持ってる人…あ、それは無いですね。体験はあの、インストラクターの人と水深10mぐらいまでだったかな?制限があって、そこまでゆっくり行って、そこでレクチャーあるんで、1時間ぐらいですかね。
実際海に潜ってるのは20分ぐらいだと思うんだけど。ずーっと自由に周るんじゃなくて、ゆっくり一定のポイントまで行ってまた帰るみたいな感じかな。まずはそこで自分に合ってるかどうか見てから、ライセンスはお金もかかるんで。それで一回やってからの方が良いかも知れないです。
その体験はいくらぐらい?
体験はいくらかな?1万〜2万ぐらいすると思う。
それは一式借りれて?
そうですね。レンタルとか含めて。
ライセンスの取得は結構お金かかります?
4〜5万ぐらいかかるんじゃ無いかな。
合宿みたいない感じですか?
合宿の所もあると思う。1日でやっちゃう所もあるかも知れないけど。2回ダイビングするのと学科試験とあって…だからまぁ2日あれば取れますね。1日はもしかしたら無理かも知れないけど。
カタオカさんは大学の時に取ったんですか?
そうそう大学の時に。7月以降かな、夏に学校でそういうダイビングの合宿があったから、その前までに取ってくれって言われて取って、みたいな感じ。
大学で取ってから今に至るまで、毎年行ってるんですか?
そうですね。去年はちょっと行ってないけれども、それまでは。でもそんなにめちゃめちゃ頻度は高く無いけど、年に1回は行ってたかな。
いつも行く海とかあるんですか?
僕はずっと静岡に居たんで、伊豆ですね。ダイビングする時もあるし機材背負わずに自分で潜っちゃう事も出来るんで。
素潜りみたいな。
そうです。素潜りで全然やっちゃう事も多いですね。
じゃああとは、このカフェの話を聞きますか。
色々盛りだくさんですね。なんか。笑
CAFERESTの話
CAFEREST…二子新地駅のすぐ近くにあるカフェ。インスタあります。
ここの、撮影場所のカフェとの繋がり関係性あたりから。
ここの関係性は、ここで今働いてる店長と僕が知り合いだったっていう。前のメーカーで営業してた時の、そこからの知り合い。その時に知り合って、彼がこちらで仕事を新しく始められるって事だったんで、去年ぐらいに色々やってく中で一緒にちょっと手伝って貰えない?みたいな話もあって、それで新しく職も変えるのと一緒にこっちに来たっていう感じです。
メーカーの時は静岡でやってたんでしたっけ?
あ、そうです。
で、神奈川でお店やるってなって、一緒にこっちで手伝いながら、みたいな?
そうですね。2年ぐらい連絡取って無かったんですよね、多分。1年半かな?2年ぐらい連絡取ってなくて、凄い仲良かったんだけど。
そのメーカーをここのオーナーさんは先に退職してて、静岡から神奈川に?
静岡っていうか、僕と同じ会社じゃ無かったですね。
あ、別の会社?
違う会社の友人だったんですよ。で、全然連絡取ってなくて。まぁでも、一緒にやらない?って話もらって、一緒にやろうって即答ですね。
何でそんな1年も2年も連絡取ってないのに、いきなり店やるんだけどさって連絡を?
一緒に協力してやる人を考えた時に一番こう一緒にやれそうだなとかイメージがあったのが自分だったっていう話ですね。気が合う人と一緒にやりたい、仕事するならっていうのがあって。
確かに。カタオカさんはここのカフェでどういう仕事をされてるんですか?
僕が今やってるのは、土日お店が忙しいみたいなんで、そこで一緒にホールというか、珈琲出したりとかが基本なんですけど、それ以外にRESTでイベントやるとか、ちょっと外に出たりする時とかは自分が行ったりとかしましたね。カフェにお客さん呼ぶ為の集客みたいな所を少しお手伝いしてる感じです。
今の本職の方の広告というか、そこのノウハウをちょっと使ってっていう感じですかね?そうでもない?
全然違うね、やっぱり。だからまた1からだね。オンラインの施策とオフラインっていう、お店とかの施策は全然違うんで同じ事やっても上手く行かなかったりして、そこはでも勉強…、まぁ失敗しながら色々やらせて貰ってますね。基本的にはお店で珈琲出してます。カフェラテとか作って。
キッチンの中で珈琲淹れて出して?
出して、で、お客さん色んな人来るんで、その人達と話て、色んな刺激貰ってますよ。
土日に手伝ってる事が多いっていう感じですか?
そうですね、土日も全部じゃ無いけど。行ける所だけ手伝って、あとはそれ以外で、手伝える所を手伝ってっていう感じですね。
じゃあ、カタオカさんに会いたい人は土日に来れば。
うん。事前に言って貰えれば、いついつって言って貰えたら、じゃあその時間に…
その時間に指名すれば。笑
指名すれば席とって予約して、はい、色んなお話出来ます。笑
なるほど。笑
中々ね、お店じゃないと聞けない話というか、やっぱり対面じゃないと話せないとか、カフェって色んな人が来るんで凄い勉強になりますよね。仕事の話もそうだし、学生さんからはちょっと卒論大変なんです、とか、今そういう卒論やってるんだとかね。聞けるから結構面白いですね。
確かにそうですね。
あと、子供の時に営業職になりたいって思ったとしたら、どういう勉強をしたら良いのかなというか。まぁ、中々渋いですけどね。子供の時の将来の夢、営業職って。
営業職に向いてる人
営業のイメージが確かにね、難しいですよね。だって営業ってあまりバイトで無いじゃないですか。
そうですよね。何となく営業職っていう職種の存在は学生でもどっかのタイミングで知るとは思うんですけど、実際どういう仕事なのかっていうのは、まぁ具体的なイメージは確かにし辛いですよね。
うん。まぁでも、喋るのが上手ければイケるとか、中々そういうのじゃなくて、やっぱり相手の意見を聞いて、それに対して出来る出来ないがあるんだけど、ちゃんとコミュニケーション取れる方が大事かも知れないですね。
どういう種類のコミュニケーションですかね?
うーん、そうですね、相手の意見をちゃんと聞くっていうのが大事かも知れないですね。一方的に自分の思いを伝えるんじゃなくて、相手にもメリットをちゃんと与えないといけないと思う。相手の悩みに対してこういう事が出来ますとか、そもそも出来ないんであれば、ウチではもしかしたらダメだから他の方が良いよとか、意外とそういう正直に、相手を騙して行くんじゃなくて相手とちゃんとコミュニケーションを取れる人の方がやっぱ信頼される。そこが大事かも知れないですね。
そしたらちょっと、大分近い質問にはなるんですけど、営業職に向いてる人ってどういう人かなって思ったんですけど…今言ったような、相手の話をちゃんと汲み取って、それに対して色々と提案出来る人みたいな感じですかね。
うん。まぁ色々あるんですよ。結局は相手が納得すれば、お金を払うって納得すれば良い話なんですよね。
ちょっと話ズレちゃうんですけど、相手からこの人だったら良いなって、相手が納得すれば良いので、それが凄い良い提案じゃなくても。
この人は何か頑張ってるから一回お願いしようかなとか、そういう風にもなるんで。相手に気に入られる、ちゃんと気に入って貰って、信頼されるっていうのが大事かも知れないですね。凄い説得力あること言ってくるなとか、単純にこの人凄く頑張ってるとか色々あるんですけど。まぁ難しいですね。答えは出ないですね。
今聞いた感じだと所謂愛されキャラみたいな、愛敬がある人は営業に向いてますかね。
それも大事な事ですよね。頭キレキレで相手をバーっと言うタイプが上手くいくっていうものでも無いと思うから。その中でもちょっとお茶目な所があったりとか、そういうのがあったりした方が良いかも知れない。僕の今までの過去の経験だとね。全然他もあると思うけど。
営業一回挟んで他の部署とか色んな仕事やると意外と良いかも知れないですね。営業だけでも良いけど。そうすると他の企画の方で営業やった事無い人に、営業ってこれこれこうだよって教える事出来るから。答えになって無いかな。
どうですか?何か質問的なモノはありますか?
2人はどこで出会ったんですか?
あぁ…そこはどうでも良いかな。
めちゃめちゃ難しい質問ですね。笑
いや、超簡単。
まぁ、でもやっぱり行動?そうだワタナベさんも結構色々行動する人なんで、やっぱ何かそういう人は色んな所に行くじゃないですか。だから、そういう所で出会ったっていう感じですね。
ゲストハウスです。
言っちゃった。良いのかな。
全然良い。
そうです。長野の所で。僕もそこに行って、で、ワタナベさん来てっていう、そこでアレですね、色々喋って、色んな事やってる人だから何か皆さん話が合うというか。飛び込みゲストハウスです。
長野のゲストハウス…1166バックパッカーズという所。インタビュアーのワタナベはここに泊まって「よし、ゲストハウス作ろう!!」と思い立ち紆余曲折ありブックカフェを作った。
そうです。で、そこからの関わりはそんなに無い。
そうそう、そんなに無いです。
多分、今日で10回も会ってないですね。5〜6回とか?ぐらいですね。そんな感じです。
でも、会っては無いけど、例えばSNSで情報知れたりするから。会ってる気分にはなるんですね。だからかも知れないですね。ワタナベさんも発信してくれるので、頑張ってるなって、俺も頑張んないと。
お互いに…?
お互いか分かんないけど、凄く頑張られてるから。
どうだろうなー。他は大丈夫ですか?
そうですね、今後の展望とかってありますか?
僕自身のことで言うと僕はやっぱり人に喜んで貰いたいっていうのがあるから、自分なりに何かしらの商品を持ちたいっていうのはある。自分が担当した商品でお客さんに喜んで貰ってその対価でお金を貰うっていう、それを仕事にしたいっていうのはありますね。自分の商品を作る、それが僕の目標です。
ブレンドの豆の話ありましたよね?
それはちょっとね…
あ、まだダメですか?
そうだね、だから今新しく、このカフェでもやらせて貰ってる、その珈琲に関わる仕事をちょっとやって行きたいなってのはあるんで、まぁそこにこのカフェを絡めて自分の商品を作ろうっていうのはありますよね。まだ3月以降にオープンする内容なので、今まさに模索というか、色々水面下でやってる感じです。
※インタビューした日は2023年2月末でして、この記事の公開時にはカタオカさんの珈琲豆を使った珈琲をCAFERESTで提供されてるそうです!
なるほど。
じゃあとりあえずインタビュー的なのは以上かな?多分、あと何かあるかな。まぁ概ね人生は聞けたかなっていう感じですね。
自分で話してても色んな何か、とっ散らかってるなーって思ったけど。
まぁ、そんなもんですよ。
そんなもんかも知れないね。だから何か、色々挑戦した方が良いと思いますね。なるべく若い内に色々やった方が。その後の人生役に立つんで、20代の内にね、色んな事に挑戦した方が良いかも知れないです。僕からのアドバイスはそれだけです。
一旦インタビューパートは終わりで。ありがとうございました。
ありがとうございました。
オススメの本
あと本の紹介もちょっと。
これは僕が社会人になって色々悩んだ時に読んだ本何ですけど、安宅さんという人なんだけど…
タイトルが…?イシューからはじめよ?で、作者の方が…なんて読むんですか?
アタカさんです。
アタカさん。それはどういう内容の本ですか?
これは色んな課題とか解決したい事があった時に、どういう風に考えたらより効率的に考えられるのかなっていう、考え方の事を書いた本ですね。物事の本質、まぁイシューっていう所をしっかり考えて闇雲に行動するんじゃなくて、まずはその本質を見極めて、それに基づいて動いていくっていうのを書いた本。
イシューってどういう意味ですか?イシュー、カタカナ?
カタカナでイシュー。物事の課題があった時に、本当にこれが必要なのかとかね。それが本当に課題なのかとか、まぁ本質みたいな所をイシューっていう…
本質、そういうモノをイシューっていう…概念?
あ、そうですね。言葉があります。
それはいくつぐらいの時に読んだ本ですか?
これはでも、社会人になって2年目か3年目、凄く悩んだ時ですね。
20代半ばとかですかね。
そうですね。営業として提案する時に、何を提案したら良いのか僕は…みたいな。多分ループにハマってた時。何かこれを勧めなきゃいけない時に、勧め方が分からなくて、闇雲に頑張ってたけど…
その時にその本を読んで、突破出来た感じですか?
うん、ただ闇雲に進むんじゃなくて、解決する為にちゃんとどう動いたら良いのかなっていうのを考えてやってって、全然違ったね。これは未だにちょっと、たまに読み返してます。
学生の時に読んでても面白いなっていうか、役立ちそうな感じですか?
そうですね。内容的には社会人向けの内容で仕事の話がメインになっちゃってるけど、でも考え方は色々応用出来ると思ってて、仕事でこれを解決したいからこう動くとか、さっきの自分はどう生きたら良いかとかそうなんだけど、例えば自分が将来、画家になりたい…
画家になりたいからずっと絵を描き続けるとか、でも、どういう絵がそもそも好かれてるのかなとか、ただ描くのが上手くなるんじゃなくて、上手くなる以前に、いや上手くなるの大事だけど、こういう絵が良いよねとか、タッチはこうだよねっていうのをちゃんと本質から考えて動いて、画家を目指すとかね。
何か、考え方の部分なんで、だから人生どう生きてるかとか、そういう時の参考にはなると思うんで、ちょっと難しいけれども読んでみる価値があると思いますね。
なるほど、ありがとうございました!!以上です。
おまけ…やりたいことってどこから出てくる?
インタビューが終わった後の雑談も収録してましたので、掲載します。
すいません何か。いやーでも、僕からするとまだまだめちゃくちゃ可能性があると思いますね。皆さん。
あぁ、2人ね。
ねぇ。で、多分、みんな言うと思うけどね上の人とか。
そうですね。
でも今は全然見えてないと思うから。
中々…それはそうですね。
商品を作ろうとか思ったの大分後だからね。それを22、3歳の時に思って無かったからね。
イメージが多分つかないですもんね。
分かんないと思うんで。ちょっと内うちの話になるけど、3月中旬から僕が作った豆をこのお店に出していく、このお店のカフェラテとかで自分が焙煎したヤツを出す、僕が納品する事になってて、とりあえず、ここに居る人達に興味持って貰って卸す店を増やして行くとか、そういう事やっていきたいなっていう風に思ってる。
ちょっと大変だけどね、ゆくゆくはそういうの仕事に出来たらなって思ってますね。
やりたい事ってポンポン出てくるんですか?これやりたいとかってどこから出てくるんですか?
いやでも、ずっと考えてるかな。海が好きだから、1年、2年前までは石垣島でインストラクターになって、そっちの仕事しようかなって思ってた時もあった。だけど彼に誘われてこっち来て、で、こっちに居る内に珈琲豆ちょっと面白いなって。
それと最近スパイスとかハーブとか勉強してて、それ掛け合わせたらもっと何か面白いなみたいな、何かそんな感じなんすよね。何だろね?分かります?
分かりますよ。
興味ってそうなんですよね。何か、うーん、ポンポン出てくるっていうかね、居る環境で色々やってると、あ、何かこれ出来そうって。
何かやろうって自然な流れで?
そうですね。カフェに居て、僕が商品作った方が面白そうだなみたいなのを思いついて、ここの店長とかに相談したら全然良いんじゃないってので、そこからですね。そこから焙煎機とかどうするかとか色々考えて、どこの豆仕入れるかとか、何か難しいですね。だからこれが成功かどうか分かんないですけど。
そこら辺は経験が無いと難しいですよ。
難しいね。ポンポン出てくるわけじゃなくて何かやってると、これとこれが繋がりそうみたいなやつがあるから。ここに居るんだったら、じゃあ僕は豆が出来るなとか。
商品作りたいって思ったけど闇雲に作ってもしょうがないなと思ってて、丁度カフェ居るし、じゃあ豆作ってスペシャルな拘りなやつ作るわって言って、作ってるっていう感じ。だからニーズがあって、それに対して自分が何を出来るかっていう所の方が大きいかも知れないです。闇雲にやるんじゃなくて。
そこ(ニーズの有無を考える部分)は多分、自分と大きな違いな気はする。
いやいやでも、これで上手く行くか分からないからね。とりあえず走って今やってるけど
例えば、サカイ君はコピーライター、文章とか文字とかを考えるのが好きというか、そういう道に進みたいって思ってて、ツヅキさんはツヅキさんで趣味として習字とかやってるわけじゃ無いですか。なので、それを形にする事も出来るし。
そうそう。何か、習字で分かんないけど。
サカイ君が考えたコピーをとか。
商品のパッケージとか、それを書いて貰ったら良いし、そういう能力無いから。そういうのは知ってる人にお願いして、コピーライターにスパイス作る時に何か良いキャッチコピー考えて下さいってお願いして売り出すとか全然出来ると思います。っていうか僕に無い能力だから、1人じゃ出来無いんで、とかね。
そういう掛け合わせですよね。
掛け合わせですね。自分に能力無いから如何に人を巻き込んでお願いするかみたいな事があって。
それもあるし、自分の今までの経験の掛け合わせとかもあるし。
あぁ、そうですね。営業やってきたのと、今の代理店で色々学んでるのの掛け合わせで何か出来ないかなっていう。未経験のとこはちょっと無理かも知れないですね。イメージあんま無くて。
そうですね。だからまぁ、まだ今の職業で1年、もうすぐ2年目みたいなタイミングで何も想像出来ないみたいに思ってもそれはある意味仕方ないかもしれないですね。色々経験したり、こういう人の話とか聞いてる内に「これ私出来るかも」みたいなのがいきなりポンって来るかも知れないし。
そう、僕もともとそういうのじゃ無かったからね。普通に大企業で働いてて定年までみんな居る中だったから、何も考えて無かったんだけど、ここの店主に誘われて、そこで一気にガラっと変わったから。だから切っ掛けってあるかも知れないですね。
あぁ、そっか…10年ぐらい勤めてたんでしたっけ?
いや、9年です。
9年ですか、その誘われる前は転職みたいなの考えて無かったんですか?
コロナの前にやってて、コロナでマジでなくなっちゃったよね。転職っていうかその採用なくなっちゃって、そこから2年ぐらいはしてなかった。ここの店主はコロナの時にオープンしたんだけど、もうこの近くに住んでてさ、ここコロナで潰れちゃったの、元々違うお店だったけど。
で、シャッター閉まってる時にずーっとここのポスターに入れてた、僕お店出したいんですけど、やらしてくれませんかって。1ヶ月くらい毎日ポスト見たら誰も見てない、毎日毎日やってて、あの店主ね。で、ある時にちょろっと開いてたのね、シャッターの下が。
その時にガーって開けて中入ってって、お店やりたいんですけど、ここ貸して貰えませんかってオーナーさんに交渉して。
いやだから行動力はいるかも知れないね。で、オーナーさんもね、ポスト見てないからさ、そんな手紙あるの知らなかったんだよ。それで手紙があって、見たらうわ、何か入ってるみたいな、で、前も喫茶店だったから何かやろうと思ってたから、じゃあってなって、やってる感じ。なので本当にタイミングですね。タイミングと行動かも知れないですね。中々普通に働いてるとそういう人居ないじゃん。
いない…
だから分かんないと思うけど。
このままずっと同じ会社でおばあちゃんになるまで居て良いのかって考えちゃうんですよ。
考えるよね。俺が居た時と全然違うもんね。俺が就職する時とか銀行が圧倒的一位で、とかね。今全然違うじゃん。10年でめっちゃ変わってるから。JALとかね、あんなんなると思わなかったしね。
安定してるっていうのは無いですね。
無いし。今外資に結構買われちゃったりして一気に会社変わったりするんで、だから無いですね。無いかも。でも人それぞれだと思いますよ。ずっと同じ会社に居る人も居るもんだって。それはそれで楽しいと思うし。
続けるのが悪い良いって話じゃ無いから。
全然悪くない。自分で行くほうが大変、大変っていうか責任が伴うんで。
いや、だってずっと同じ会社に居て、満足行く生活が出来るんだったらそれで良いですもん。
全然良い。
全然良いと思う。
凄い給料貰って休み多くて、自由とかだったら。
全然そのほうが楽。そんな感じですね。
あとがき 今回は見学に社会人1年目の子と大学3年生の子が来てくれて、それぞれの視点ならではの質問が出て来て面白かったです。次回は音響メーカーで働きつつ伊豆大島と神奈川で2拠点生活をされてる人にインタビューする予定です。どんな話が聞けるんでしょうか? インスタやってますのでフォローお願いします。 生き方事典Instagram
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